ガソリンカードの割引

ガソリンの高騰で注目を集めているガソリンカードですが、本当にお得なのでしょうか?
そんな疑問を持った管理人が、ガソリンカードのお得感のカラクリを徹底解析したところ、衝撃の事実が判明しました。
ガソリンの割引きを目的に安易にガソリンカードを作成すると損をする場合があります。損をしたくない方は3分ほどお付き合いください。

ガソリンカードはそもそもお得度を測る基準が違う

通常のクレジットカードの場合、「100円の利用で1ポイント」、「1000円の利用で1ポイント」などクレジットカードを利用した額によってポイントが加算されます。

しかし、ガソリンカードは「ガソリン1Lにつき●●円」という割引。

リッター●●円引きと言われると非常にお得な気分になってしまいますが、まずここにカラクリがあります。

例を出してみましょう。

ガソリンがいつでも2円/L引き出光まいどプラス

ガソリンが100円/Lの場合だと還元率は

2円(カードでの割引き)÷100円(ガソリン1Lの価格)=2%の還元

2%の還元率がある通常のクレジットカードは数少ないので、かなりお得感があります。これならガソリンカードを持っておいたほうがいいでしょう。

しかし、ガソリンが高騰している今、1Lあたりのガソリンは100円なんてありえません。今なら170円〜190円ぐらいでしょうか。

仮に1Lあたりのガソリン価格が180円として計算すると

2円(カードでの割引き)÷180円(ガソリン1Lの価格)=1.1%の還元

・・・・あれれ

感の良い方は既に気づいていると思いますが

ガソリンカードはガソリンが高騰すればするほどお得度は下がるんです!

とは言え、出光まいどプラスカードは現状でも還元率1.1%前後あるので、クレジットカードの中では比較的高い還元率。

年会費も無料なので、持っておく価値はあると言えます。
※このページの一番最後に還元率1.1%を超えるクレジットカードを紹介しています。興味のある方はチェックしてみてください。

出光カードのようないつでも決まった額の割引が受けられるガソリンカードはまだまだお得なほうです。年会費も無料ですからサブカードにガソリンカードを作ろうとしている人にはオススメ。

出光まいどプラスの詳細・申し込みはこちら

クレジットカードの利用額でガソリンの値引き額が変動するカード

問題はこのタイプのカードです。

このタイプのカードで例を出すと

出光カード
(年会費1,312円【初年度は無料】)※割引は総油量300Lが上限
出光まいどプラスとは違い、クレジットカードの利用額に応じて、ガソリンの割引額が変わるカード。
10,000円のクレジットカード利用で1ポイント貯まり、1ポイントでガソリン1円/Lの割引。 つまり1ヶ月のクレジットカード利用が1万円なら1円/L、2万円なら2円/L、5万円なら5円/Lと翌月のガソリン代から割引される。

シェル スターレックスカード
(年会費1,312円【初年度は無料】)※総油量300Lが上限
1ヶ月のクレジットカード利用額で割引が変わる出光カードとは違い、6ヶ月間のクレジットカード利用額で翌6ヶ月間のガソリン割引額が決まるガソリンカード。
利用額に応じてランクが決まり、レギュラーガソリン、ハイオクそれぞれの割引率が決まる。

出光カードは最大で30円/L引き、シェルスターレックスカードも最大で10円/L引き(ハイオク)とどちらも魅力的に見える割引率。

しかし、ここにもカラクリがあります。

口コミサイトなどでよく見かける、いろいろな支払いをクレジットカードにしたので出光カードでガソリンが5円/L引きでかなりお得になりました!
スターレックスカードで4star獲得してガソリン5円引きになりました!などが書き込みされています。

確かにぱっと見はものすごいお得に感じます。

しかし、このタイプのガソリンカードは先ほど紹介した「ガソリンが高騰するほどお得感は下がる」というカラクリ以外にももうひとつのカラクリがあります。

それは、ガソリン以外の利用はなんの割引対象にもならない。というカラクリ。

確かにガソリンの割引だけにフォーカスすれば両カードとも非常にお得なのは間違いありません。しかし、出光カードもシェルスターレックスカードもガソリンだけでの利用では大した割引率にはならず、ガソリンの割引率を高くするためにはガソリン以外のクレジットカード利用も必要なカードです。しかしガソリン以外の利用に関しては・・・。

ここでも実際に計算してみます。

まず、出光カード

出光カードの場合、5円/Lの割引を受けようと思うと、前月のクレジットカード利用額が5万円を超えていないといけません

車を仕事で使っている人のようにヘビーユーザーを除けば、1ヶ月に給油するガソリンは100L程度でしょう。最近の車は燃費もいいですし。

例えば月5万円のクレジットカードの中で100L分(180円/Lとして)をガソリンの支払いで利用した場合

割引される額は100L(ガソリン給油量)×5円(割引率)=500円

この場合のクレジットカード利用での還元率は

500円(割引される金額)÷50,000円(クレジットカード利用額)=1%の還元

これなら、出光まいどプラスの1.1%のほうが還元率が高くなります。さらに出光カードは年会費が1,312円(初年度は無料)かかる事を考えると、実質の還元率は1%を切る事になります。

つまり、1ヶ月のガソリン代が2万円前後しかかかっていない人は出光カードはお得じゃない事になります。

続いてシェル スターレックスカード

このカードも出光カードと同じく、クレジットカードの利用額に応じて割引率が変動するクレジットカード。

割引率は以下の通り。

ランク 6ヶ月間のカード利用額 割引額(レギュラーガソリン) 割引額(ハイオクガソリン)
4star 40万円以上 5円/L 10円/L
3star 20万円〜40万円 3円/L 8円/L
2star 10万円〜20万円 2円/L 6円/L
1star 10万円以下 1円/L 4円/L

レギュラーガソリンの場合、5円/Lの割引を受けようと思うと最低でも毎月67,000円以上をクレジットカードで利用しなくてはいけません。

先ほどと同様、1ヶ月で100Lの給油の場合

割引される額は100L(ガソリン給油量)×5円(割引率)=500円

500円(割引される金額)÷67,000円(クレジットカード利用額)=約0.75%

シェルスターレックスカードの場合、1ヶ月の給油量が100Lだと普通のクレジットカードの還元率とほとんど変わりません。

しかし、ハイオクはスターレックスカードの場合、毎月67,000円以上クレジットカードを利用すれば10円/Lの割引が適応されるため、

割引される額は100L(ガソリン給油量)×10円(割引率)=1,000円

1,000円(割引される金額)÷67,000円(クレジットカード利用額)=約1.5%

これなら普通のカードの倍近い還元率がでますので、ハイオクで100L給油する場合はシェルスターレックスカードを持っておくとお得。

結局何が一番いいのか?

ここまでいろいろな数値を出してきましたが、結論はガソリンを1ヶ月にどれぐらい給油するかによっててガソリンカードを作る価値があるかどうかが変わってくるということが分かりました。

しかし、普通の家庭では1ヶ月に100L以上ガソリンを給油する人というのは多くないのではないでしょうか?

一ヶ月の給油が100Lがどれくらいか分からない人の為に、ここでも数字にしてみます。

例えば、1Lで10km走れる車(燃費が10km/Lということ)の場合、1ヶ月に1,000km以上走る計算。

通勤で使っている人なら往復40km、土日に少し買い物に行く程度で大体1,000km。

通勤で使わない人は毎週休みの日に往復250kmのお出かけ。

つまり

レギュラーガソリンを入れている人は還元率が高いガソリンカード以外のクレジットカードを持った方が断然お得ということです。

ただしハイオク車に乗っていて1ヶ月の給油量が200L超える人はシェル スターレックスカードが一番お得

しかし、シェルスターレックスカードはシェルのガソリンスタンドでしか割引がききません。いくらガソリンをよく使ってもそれ以外のガソリンスタンドで給油する場合はカードの意味がありませんので、ご注意を。

ガソリンカードよりもお得なUFJのK−powerカード

当サイト管理人もガソリンカードを作ろうと思って計算したところ、お得じゃないことに気づき、最終的に申し込んだのがこのクレジットカードです。

K−powerカードはガソリンカードではないので、どのガソリンスタンドで給油しても同じ還元を受けることができます。

K−powerカードの還元率

K−powerカードは少しポイントの還元が特殊なカードで、1ヶ月に利用するクレジットカードの利用額によって携帯電話の料金が割引されるクレジットカードです。

ポイントは1,000円で1ポイント貯まり、貯まったポイントによって下記の表のように携帯料金への還元率が変わります。

 
1か月のカード利用額 キャッシュバック率
〜29,999円利用 0%
30,000円〜49,999円 10%
50,000円〜99,999円 15%
100,000円〜149,999円 20%
50,000円〜199,999円 30%
200,000円〜249,999円 40%
250,000円〜 50%

例えば、一ヶ月のクレジットカード利用額5万円、その中で携帯電話の利用料金が1万円だった場合

5万円の利用で貯まるポイントは50ポイント、50ポイントの場合のキャッシュバック率は上記の表からも分かるとおり15%なので携帯料金の中の10,000円から15%の1,500円がキャッシュバックされます。

この時点での還元率はなんと驚愕の3%
(普通のクレジットカードの還元率は0.5%〜1%程度)

普通にクレジットカードを利用しているだけで、かなりの還元率を誇ります。

コレをガソリンカードのような、リッター●●円割引に換算すると

200円/Lの場合6円/L引き

150円/Lの場合4.5円/L引き

100円/Lの場合3円/L引き

たとえ、ガソリンがリッター100円になった場合でも出光まいどカードや出光カードなどより、リッター1円以上お得な計算になります。

K-powerカードはクレジットカードの利用額に応じて還元率が変わるため、人によって還元率は代わってきますが、それでもほとんどの人がガソリンカードより高い還元率になるでしょう。

K-powerカードの詳細・申し込みはこちら

さらにK−powerカードにはさらにポイントを倍にするウラワザが・・・

K−powerカードには自由形支払いサービス「楽Pay」と呼ばれる、いわゆるリボ払い専用クレジットカードに切り替える事ができます。

この楽Payに申し込むとクレジットカード利用で付くポイントが2倍になります。

しかし、リボ払いにしてしまうとリボ払い手数料がかかってしまうため、いくらポイントが2倍でもお得じゃないんじゃないかとなるんですが、一切リボ払い手数料を払うことなく、ポイントだけ2倍にすることができます。

この自由支払い型と呼ばれるものは、1ヶ月分のクレジットカード利用額の中から一括で支払う金額を自分で決めることができるタイプのもので、VIASOの場合5,000円〜100,000円までの範囲で決めることができます。

この一括で支払う金額をMAXの10,0000円に設定しておけば、1ヶ月で10,0000円以上使わない限り、リボ払いが適用されることはなく、手数料が一切かからない上、ポイントは2倍付くんです。

※楽Payは会計の際に「リボ払いで」と言う必要がないため、恥ずかしい思いもしません。

先ほどの例で出したクレジットカードの使い方なら、3%の倍で還元率は6%!

クレジットカードでこの還元率はダントツに高く、ガソリンカードのところで紹介したシェルスターレックスの最高還元率(ハイオク給油の10円/L引き 1ヶ月での給油量100L)をも余裕で超える還元率。
(クレジットカードの使い方によって、多少還元率は変わります。)

もちろん携帯電話の利用料金をクレジットカード引き落としに変更する必要がありますが、k-powerカードの場合、ドコモでもソフトバンクでもAUでもどの会社の携帯電話でも関係なく割引になるため、携帯電話を持っている人なら誰でもこの還元率を出すことができます。

K-powerカードの詳細・申し込みはこちら

ガソリン給油量×キャッシュバック率一覧表

各クレジットカードと給油量の還元率一覧表です。1ヶ月に給油する量でどのカードが一番お得か分かります。


50L 100L 150L 200L 250L 300L
K-powerカード 3% 3% 3% 3% 3% 3%
出光まいどプラス 1.1% 1.1% 1.1% 1.1% 1.1% 1.1%
出光カード 0.5% 1.0% 1.5% 2.0% 2.5% 3.0%
シェル スターレックス(レギュラー) 0.6% 0.9% 1.2% 1.5% 1.8% 2.1%
シェル スターレックス(ハイオク) 0.8% 1.6% 2.4% 3.2% 4.0% 4.8%